用語集
耐用年数 (たいようねんすう)
アパートやマンションおよびその附属設備には「耐用年数」というものがあります。耐用年数とは、建物を通常使用した場合の効用維持年数のことです。耐用年数は、建物の構造や用途などによって細かく定められており、木造アパート住宅用の場合は22年、鉄筋コンクリートマンション住宅用の場合は47年と決められています。
〇ローンを組む際の影響
不動産を担保にローンを組む場合は、この耐用年数が非常に重要となります。耐用年数が短ければ返済期間がタイトになるため、毎月の返済額が高くなります。
〇減価償却の基礎
税法上の耐用年数は、建物の減価償却を計算する際のベースとなります。減価償却費は、耐用年数に応じて償却率が決まっており、それを用いて次のように計算します。(減価償却費=取得価格×償却率)