用語集
木造 (もくぞう)
木造とは、建物の主要構造部分(土台、柱、梁、桁)に木材を使用して建築する構造のことを言います。木造建築の工法としては以下のような種類があります。
○従来工法
木造住宅のほとんどが、この従来工法によって建築されています。土台や通し柱、梁、筋交い等によって構成し、筋交いの量や配置バランスによって強度を確保します。そのため、木材の接合部分の施工が不十分な場合、建物のきしみや傾きの原因となります。比較的自由度の高いというメリットがありますが、施工する職人の力量に建物の質が左右されやすい工法です。
○ツーバイフォー工法
2インチ×4インチの部材によってフレームを組み、そこに合板をはめ込んで箱状にくみ上げていく工法です。従来工法は筋交いのバランスによって強度を保つのに対し、ツーバイフォー工法は、建物を面全体で支える「モノコック構造」のため、耐震強度が従来工法に比べ2倍程度高いと言われています。