RC 造や重量鉄骨造など賃貸住宅を建てるための工法は様々ですが、低コストで様々な敷地に柔軟な建物を建てることができる2×4工法による賃貸住宅の建築がお勧めです。木は鉄より弱いという印象を持たれている方も多いですが、そんなことはまったくなく、例えば、火災が起こったときなど、鉄は550℃で急激に強度を落とし変形しますが、2×4工法の構造材は、2100℃の火力で15 分燃やし続けても。表面が焦げて炭化層を作り、火が全体に燃え広がらないという実験結果があり、2004 年に2×4工法は、「耐火構造認定」を取得。防火地域での建築も可能となりました。また、建物にかける火災保険料も、耐火建築物として、RC 造や重量鉄骨造と同等の料率ですので、投資コストを抑えることにもつながります。
第21回 気づいて!賃貸経営のリスク克服で高収益!
講師:畠山 聡氏(住友不動産)
低コストで高品質の賃貸住宅を建てるには、2×4工法がお勧めです。
2×4工法は地震にも強いんです。
床・壁・天井と6 面一体構造の2×4工法は、大地震が起こった際、6 面全体で地震の揺れを吸収して分散することで、建物のねじれをを防ぎますので、地震の揺れに対しても非常に高い構造となっています。
外観・内装・設備をワンランク上げて、周辺の競合物件との差別化を図る。
住友不動産が賃貸住宅をご提案する際には、建築地周辺の市場調査を徹底して行っています。近隣競合物件の情報収集はもちろん、沿線や周辺環境などを勘案した入居者ニーズなども詳しく調査してプランニングに反映させご提案を行っています。更に、周辺競合物件との差別化を図り入居率を高めるために、外観や内装、設備などにもこだわり、ワンランク上の賃貸住宅のご提案を行っています。それにより、周辺の競合物件より高い賃料を設定することも可能となり収益性を高めています。