街中を歩いていて、ふと足を止め思わず見惚れてしまい、この中はどうなっているのだろうという好奇心をそそるようなお店なり個人のお宅様を目にしたことがどなたでもあるかと思います。
その好奇心をそそるようなもの。。。それは植栽のグリーン色だったり、
無機質なコンクリートの中の自然石の石貼りの温かみのあるイエロー色だったり。
色づかいはエクステリアのプランニング上重要なポジションを占めています。
全体の町並みのトーン。
建物の配色のトーン。
これをふまえた上でエクステリアも色の方向性が決まってきます。
町並み、建物、エクステリア、この奏でる色の統一という三重奏のハーモニーが思わず人を振り向かせるような素敵な空間となります。
ただ、この三重奏で忘れてはならないのが、見た目だけではなく動線、使い勝手を考えたデザインという楽譜も重要です。
建物とエクステリアは全てがまったく同じというプランはなく、そこにお住まいになられるお客様のライフスタイルをよくヒアリングした上で駐輪場なり、ゴミ保管場所なり決定されます。
三重奏というハーモニーは楽譜なしではありえません。
時には楽譜に、目隠しを兼ねたシンボルツリーというアクセントをプラスするのも良いでしょう。
冬でも青々とした葉がついているソヨゴやシマトネリコなどの常緑樹。
反対に冬は枝のみですが四季折々の様子が楽しめるシャラやハナミズキなどの落葉樹も目隠しには不向きですが、パッと人を惹きつけるキレイなお花が咲きます。
『人を温かく迎い入れるエクステリア』とは
楽譜に三重奏というハーモニー、時々アクセント。。。
それらが合致して素敵な音色になった時に起こりうるものかと思います。
今後も携わらせていただくお宅様に心をこめて心地良い音色を奏でていきたいです。