インタビューVol.1
ヴェトヴィ船堀(江戸川区船堀)M様
足場の外れた建物を見たとき、私たち夫婦が同時に抱いたのはそんな感想でした。もちろん、打合せの際に外観図を見せていただいてはいましたが、それでも私たちが期待していたよりはるかに洒落た都会的な姿に驚いてしまったのです。担当してくださった阿部さんも相当な自信をお持ちのようで、「恰好いいですよね」を連発していましたが、そういえば聞きつけた職人さんが「また自画自賛して」と笑っておいででした。
私たちと阿部さんのお付き合いはもう二十年になります。結婚したばかりで新居を建てようとモデルハウスを訪ねたのがそもそもの出会いでした。父が亡くなって土地を相続することになったとき、真っ先に知恵を貸してくださったのは阿部さんでした。もっとも、今思えば上手くのせられて賃貸住宅を建てるという話に疑問を差し挟まなかったような気もしますが、こうして完成した建物を前にすると、しみじみアドバイスいただいてよかっと思います。
一階はデイサービスの施設になっています。これも、一階は入居者が決まり難いからとアドバイスいただいた結果です。柱や壁のない広いスペースが特徴で、これは住友不動産さんの2×4工法でなければ決して実現しなかったとのことです。デイサービスの会社様にもとても喜んでいただいています。
建物名は「ヴェトヴィ船堀」、ロシア語で枝という意味です。お世話になった阿部さんの名前から一文字お借りして、また、私たちにとって初めての経験である賃貸経営がうまく繁盛するようにという願いを込めて命名しました。今後は入居した方々が快適に暮らせるよう、建物に負けない経営を目指します。
素敵な建物を、本当に有難うございました。